20age Furisode

2019.6.1.Sat

熱心なメール♬

令和元年二回目のブログとなりますが、なかなか更新しないので本日もツッコミを頂きました♬
五月は私が所属しています着付け教室の一年に一度の東京での研修会に参加したり瞬きしているうちに五月が過ぎたような気もします。
170名弱の着付師が全国から集まり自分の学びたいクラスを選択して講習を受けるわけですが、どの選択授業も真剣そのものでした。
すごく実りある研修会でした。

昨日は私のお茶のお稽古日だったのですが、気が付くと画像付きのメールが届いていました。
成人式をお迎えになるお嬢様と連絡先を交換させて頂く事は割とありますが、今回はお仕事帰りにただ今お着付けの練習中のお嬢様からでした。
先日、お母様のお着物の中から今の季節に合うお着物のコーディネートをお嬢様とご相談しながら決定しましてお友達とのお食事会にお召しになられる日の為に
練習された着姿の画像でした。
少しだけアドバイスをさせて頂きましたが、お家での復習って教えて下さる先生がいないのであれ?っていう疑問が沢山出できて上達への早道だと思います。
そして、着物を着てお出かけすると、ここが緩んでくるんだなぁとかもっと綺麗に着たいとか練習だけでは得られない気づきが沢山あるのです。
それから着せてもらうより自分で着る方が断然楽なのです。

巷で流行っている“着物警察”という嬉しくないキーワードをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
とりあえず着てみようとお着物を着始めた方を、ひと昔前にお着物好きでよく着ていらした方が良かれと思ってついつい口を出し手を出してしまわれる現象なのですが
これに撃沈して帰ってこられる方も少なくないのです。
私は全国のお着物に関係する方ともお話する機会もありなるほど!って思える地方地方の地域ルールや着付教室独自のルール、日本舞踊や茶道の各々の流派のお約束事もたくさんあるのです。
目の肥えた方々の中には教えたい、直してあげたいと感じられることも多々あるとは思いますが、困っていそうなときだけお助け頂けますと喜ばれそうな気がします。

タンスの中で出番を待っていた受け継がれたお着物が、世代を超えてふたたびお召しになられるチャンスがきてお着物を誂えて下さったおばあさまも、さぞ喜んであるのではないかと思います。
お着付けのお勉強、一緒に頑張りたいです(^_-)-☆